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大田区「優工場」

塗装について

2021.07.01

 

<メラミン塗装>

メラミン樹脂焼付塗装は塗料が安価で入手しやすく、最も一般的な焼付塗装と言えます。

ラッカー塗装などと比較すれば塗装膜も硬く耐久性も勝るので工業製品としての面目を保てます。

色や艶、模様などについて選べる幅が広いので空調された室内で使う製品などでは

この塗装の指定がかなり多くなっています。

メラニン樹脂には、衝撃に強い、水に強い、摩耗に強いという特性があります。

他方、成膜時の脆(もろ)さが指摘されています。

また、金属面に対する付着力がやや劣るという側面があります。

 

<エポキシ変性メラミン樹脂焼付塗装>

少量のエポキシ樹脂のブレンドされたメラミン樹脂塗料を使用します。

剥がれづらく薬品などに対する性能がメラミン樹脂塗装より勝るが、

屋外では長期の光沢保持でやや劣る。明るく薄い塗装色にはあまり向かないです。

この塗装については、メラミンに比べて塗料の製造にやや時間がかかり、その分納期が長くなります。

 

 

 

<塗膜強度について>

メラミン樹脂の塗料は比較的粘性がありますので、ヒビが入ったり塗膜が剥がれたり

という問題は少ないが、少し甘めに焼付けを行った方が無難です。

剥がれに対しては、少しきつめに焼付けを行たほうが良いが、ヒビの可能性が高くなります。

甘めにするとヒビの問題はないが、剥がれの可能性が高くなります。

また、塗膜強度には膜厚(塗装厚み)も重要な要素になる。あまり厚いとヒビの可能性が高くなります。

アースが取れにくくなるので、2回塗りの場合、静電や粉体塗装は難しいです。

溶剤塗装(静電・吹付け)の場合、対象物の角や凹凸の角に溶剤が溜まりやすく(表面張力のような現象)

塗膜が厚くなる。逆に粉体塗装の場合、過度の塗膜がシャープになります。

 

 

弊社にご依頼いただければ一番最適な塗装方法がご案内できます。

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