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大田区「優工場」

管用ねじの種類について

管用ねじの種類について

2021.05.11

  

ねじの中でも配管や管用部材を締結するために用いるものを「管用ねじ」と呼びます。

管用ねじは、「管用テーパーねじ」と「管用平行ねじ」の2種類があります。

おねじ(外側にねじが付いているもの)を、めねじ(内側にねじがついているもの)ねじ込んで使用します。

 

管用テーパーねじは、円錐形状で、先端に行くほど細くなります。気密性が高く、気密が求められる配管に使用されます。

おねじをISO規格でR(旧JIS:PT)、めねじをISO規格でRc(旧JIS規格:PT)と表し、ねじのサイズを付け加えて「R1/4」等と表します。

通常はRとRcを組み合わせてテーパーネジ同士で使用します。一方、テーパーおねじに対して平行めねじを組み合わせる場合、ISO規格で

「Rp」(旧JIS規格:PS)で表される平行めねじを使用します。Rpは管用平行ねじとは寸法許容差が異なります。

 

管用平行ねじは、円筒形状で、先端まで均一の太さ(平行)になっています。主に機械部品の接合などに使用されます。

おねじも、めねじもISO規格でG(旧JIS規格:PF)と表し、ねじのサイズを付け加えて「G1/4」等と表します。

おねじの場合はサイズの後に、更に有効径の許容差による等級「A」もしくは「B」を付け加え、「G1/4B」等とも表すことがあります。

 

 

 

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